民のかまど | より善き未来のために
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民のかまど

 

民のかまどから煙が上がっていないのをご覧になって、

 

民が生活に困窮していることを察し、「三年に至るまで民の課役をゆるせ」と言ったという

 

仁徳天皇の逸話は有名ですね。

 

 

その為に御所の修理ができず、屋根から垂れる雨水を桶で受けながらじっと耐えたというお話。

 

三年後に民のかまどから煙が上がっているのを見て、「素晴らしいことだ」とおっしゃられ、

 

御所がそういう状況であるにも関わらず、更に三年の課役を免除されたのですが、

 

いよいよ御所があばら家のようになってしまい、

 

暮らしが豊かになった民が、天皇の御心を知って御所に駆けつけ修繕したというお話。

 

 

この時仁徳天皇は、

 

「政(まつりごと)の基本は民である。民が富まねば、天子である私も富んだことにはならぬ」

 

とおっしゃいました。

 

このように常に民に寄り添うという御心が有るからこそ、

 

煙が立ち昇っているかどうかという現象ひとつで、民の状態まで洞察できるのですね。

 

 

仁徳天皇の四代前の景行天皇は九州を平定したことで有名ですが、

 

熊襲を打つことが決まった時に、まず気にかけたのは民のことでした。

 

「相手は強く、平定には多くの兵を必要とするが、それでは百姓(おおみたから)の害である。

 

何か良い手立てはないだろうか」とおっしゃって、広く意見をお求めになった。

 

平定後暫くして再び起きた反乱を鎮めた皇子の大和建命もまた、

 

父である景行天皇に最初に奏上したことは、「おおみたからが無事である」ということでした。

 

 

天皇には一貫して、「民と共にあるべし」という考えが貫かれています。

 

これらの天皇の姿は、侍従がどのように申し上げても「前線の兵士と同じでよい」といって、

 

先の大戦中に、つましいお食事しか召し上がらなかった昭和天皇のお気持ちと重なりますし、

 

上皇、上皇后両陛下が被災地を訪れて、冷たい床に膝をついて皆さんのお話しを伺うのも、

 

被災者の痛みに寄り添いたいというお気持ちの表れではないかと拝察致します。

 

天皇は民のためにあるのです。

 

 

 

 

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