酒精って何?
酒精は様々な食品に入っています。
酒精は味噌のほか、魚介類の加工品や麺類、お菓子などさまざまな食品に使われています。
また、みりんや醤油といった調味料にも、日本酒やワイン(酒精強化ワイン)、焼酎といったお酒にも使われていますし、さらには消毒用のアルコールなどにももちいられています。https://taberugo.net/1139より抜粋
酒精って何なのでしょう?
酒の精なんて、何となく酵母のようなイメージですが・・・・。
残念ながら酒精はエチルアルコールという、食品添加物です。
酒精は何ために添加されるのでしょう?
味噌の場合は、なんと!!!みその酵母の働きを止める為!です。
ですから酒精が入った味噌は、もう発酵食品ではありません。
体によいものではない、ということです。
酒精を添加する理由は、消費者には少し理解しがたい「売り手の都合」です。
酵母が発酵すると二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。
それによって容器が膨張してしまう。
その変形を防ぐ為に酒精を入れて、酵母の働きを止めてしまう。
ですがこれを見てください。
天然醸造 味じまん
国産大豆・国産米・国産塩 国産100%使用と大々的に書いてあります。
お店のひとから「普通よりも長い時間をかけて熟成している。
だからうちの味噌は色が少し濃くなっている」との説明を受けました。
考えてみましょう。
お店のひとが嘘を言っていないとして、
他の味噌よりもじっくりと時間をかけて熟成させた味噌に、
出荷のために最後に酒精を混ぜたとしましょう。
その段階で、その味噌は味噌でなくなってしまうということです。
私たちは、味噌だから体によいと思って食べているけれど、
あなたが食べているその味噌は、発酵食品ではない可能性がある。
こうなると、
果たしてこの味噌には、国産のお米が使われているのだろうか?
国産の大豆と塩が使われているのだろうか?
そんな気持ちが湧いてきますね。
この1Kgの味噌の値段は370円ほどだったのですが、
国産大豆を使って作った味噌を、果たしてこの価格で販売できるのでしょうか?
さまざまな「疑問」が湧いてきます。
酒精が添加された味噌は発酵食品でないとして、体には悪影響は無いのでしょうか?
先のサイトから、再び引用してみましょう。
調理で加熱された酒精は、揮発性有機化合物として空間に漂うことがあります。そのため、アトピーやぜん息の持病をもつ人はこの物質に反応して、症状があらわれることがあるようです。もちろんアトピーやぜん息だけでなく、なんらかの化学物質過敏症の人は注意が必要です。
たとえ体に悪影響が無いとしても、
発酵食品でなくなった味噌を食べる意味があるでしょうか?
消費者が自分の健康を維持するためには、賢くならないといけない時代なのです。