政府主催北朝鮮拉致関連国際シンポジウムのご報告
12月15日、東京にあるイイノホール(席数500)は、満杯の人で埋まりました。
拉致被害者のご家族として、米国からは、2016年にスパイ容疑で北朝鮮国内で拘束され、
2017年6月に昏睡状態で帰国し、
その後に亡くなられたオットー・ワームビアさんのお父さまと、
中国旅行中に北朝鮮関係者によって拉致された、
デビッド・スネドンさんの二人のお兄様も参加されました。
ワームビアさんの拘束事件を受けて、トランプ政権は米国民の北朝鮮への観光の禁止と
米国務省による渡航許可制を発表し、
北朝鮮への渡航を認可する条件に「遺言状の作成と葬儀の手配」を挙げているとのこと。
<マイクを持って訴えるフレッド・ワームビア氏>
<中国で旅行中に拉致されたデビッド・スネドンさん>
政府が正式に認定している北朝鮮の拉致被害者数は、帰国者5名を含めた17名。
しかしその可能性が限りなく高い「特定失踪者」となると、その数は800名を超えます。
https://www.chosa-kai.jp/archives/missing
拉致被害者家族連絡会代表の飯塚繁雄氏は、
「(拉致被害者問題は)ずっと進展が見られなかったが、
今ようやく動きが出てきていることを、肌で感じます」とおっしゃいました。
米国大統領にトランプ氏が就任し、
安倍首相との連携ができた以降のことをおっしゃっているのだと思います。
トランプさんが国連でこの問題を提起してくれたことは、
ご家族の皆さまにとって、本当に力強い追い風になったことでしょう。
13歳の横田めぐみさんが拉致されたのは、
1977年11月15日でした。
1977年、あなたは何をしていましたか?
まだ生まれていないかもしれませんね。
それ程の長い時間が過ぎても、
解決できない日本政府に対しては、
苛立ちを禁じ得ませんが、
私たちにできる事は、
まずはこの問題を「他人事」だとは思わないことです。
私たち自身が、拉致されたかもしれないのですから。
家族会と立川第7中学の皆さんが、北朝鮮に向けて「あなたを忘れない」を歌いました。
この歌を皆さんにも是非聞いて頂きたいので、今年のものではありませんが、
家族会の皆さんがこの想いを込めて歌った「あなたを忘れない」を聞いて下さい。
わたしたちも、想いをひとつにして「故郷」を歌いました。
この会の様子はラジオ番組「しおかぜ」を通して、北朝鮮に向けて生放送されました。
北朝鮮では妨害電波で、必死にこの放送が聞こえないようにしていますが、
「想いは届く」。諦めてはいけない。
救う会全国協議会の皆さんが、私たちにお願いしていることがあります。
会のホームページに、拉致問題に関する情報がたくさんありますので、
まずは見てください。 http://www.sukuukai.jp/index.php?itemid=1126
そして、以下の協力も呼びかけています。
署名活動への参加
首相にはがき・メールを送る
米国大統領にはがきを送る
ブルーリボンバッジの着用
支援金のお願い
ホワイトハウスの住所は以下の通りです。
Mr, President Trump
White House
1600 Pennsylvania Avenue
Washington, DC USA
クリスマスも近いので、感謝の想いと
引き続き強いリーダーシップを取ってくれるように書いてカードを送ると、
彼にはサムライのような気質がありますから、黙っては居られなくなると思います。
日本語でも問題有りませんので、是非クリスマスカードを送ってください。
宜しくお願い致します。
youtube 音声をONにしてお聴きください
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