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現代火葬事情

臨済宗の玄侑宗久ご住職によると、

 

世界を見ると現代葬儀事情にもいろいろあるのだそうです。

 

 

北欧スウェーデンに、

 

「フリーズドライ葬」というのがあることをご存知ですか?

 

フリーズドライ!

 

食べ物ならよく耳にしますが、体を?

 

ビックリしてしまいますね。

 

 

この方法は、文字通り体を液体窒素で乾燥凍結させた後に、粉々にするのだそうですが、

 

その方法を聞いて驚きました。

 

なんと、凍結乾燥させた体を、回転する歯車でバーッと粉砕するのだそうです。

 

魂(たま)が抜けた体にさえも、尊崇の想いを持って骨壺に納める私たち日本人には、

 

到底考えられない方法ですが、お隣韓国ではこの方法が採用されているのだそうです。

 

 

そういえば韓国ドラマを見ていると、遺族が海や川岸に行って、

 

骨壺から、サラサラの骨粉を取り出して撒くというシーンがよく出てくるのですが、

 

それを見ながらいつも不思議に思っていたのです。

 

 

日本の火葬では故人の体の輪郭が分かる程度に骨が残されます。

 

風に飛ばして空中に撒くのは、到底不可能です。

 

何故このようなシーンが成立するのか、ご住職のお話しでようやく謎が解けました。

 

 

韓国には土葬も残っていますが、それはごく一部で、

 

今は30cm程度のスペースに骨壺を治める「ロッカー方式」が主流になっています。

 

スペースも小さいですから、骨壺もそれ程大きくないので、

 

小さく粉砕する必要があるのかもしれません。

 

 

そして、上には上がある。

 

もっと痛そうな粉砕方法を導入している国があるのです。

 

それは、イギリスです。

 

イギリスは、映画にも出てくるように土葬のイメージが強いのですが、

 

1987年のデータでは69%が火葬なのだそうです。

 

今はもっと増えていることでしょう。

 

 

そのイギリスでは、火葬に遺族は立ち会わず、集骨も遺族はしないのだそうです。

 

ご住職のお話しで、その意味も分かりました。

 

なんとイギリスでは、

 

火葬しながら炉の中で鉄の球を回して、お骨を粉砕するというのです。

 

鉄球! 痛そうじゃありませんか?

 

何とも乱暴な方法ですね。

 

 

亡くなって、魂も抜けて、

 

痛みなど感じない体にも崇敬の念を持っている私たちには、

 

この方法は、到底受け入れられません。

 

家族がミキサーで粉砕にされたり、鉄球で粉砕されるのに耐えられますか?

 

無理ですよね。日本人には無理だと思います。

 

 

ご住職いわく、日本の火葬場の職員はあり得ないほどの気遣いで、

 

火葬に当たっているのだそうです。

 

それはもう、職人気質と言ってもいいかもしれません。

 

日本人は「お骨拾い」をしますね。

 

その時に頭蓋骨が崩れていると、不憫に思うのだそうです。

 

でもしっかり残っていては骨壺に入りません。

 

ですから、お骨が遺族の前に出された時には、頭蓋骨はそのまま残っていて、

 

次の瞬間ホロリと崩れる程度に焼かれているのだそうです。

 

大たい骨も、そのまま残ったのでは骨壺には入りません。

 

ですから大腿骨と分かる程度に遺すのですが、

 

それも軽い力で崩れるように焼くのだそうです。

 

そういえば、目の前で職員の方が、骨をガツガツ潰しているのを見たことがありません。

 

骨の形を残し、骨壺に全ての骨が丁度収まるように焼く事に心血を注いでいる。

 

 

日本には昔から、「水の祓い」「火の祓い」というのがあります。

 

例えば、生まれてすぐに浴びる「産湯」が、水の祓いだとすると、

 

あの世へ旅立つのに「火の祓い」によって、送り出す。

 

 

職員の方々がそう思いながら火葬していらっしゃるとは思えませんが、

 

日本人のDNAの中に、「祓いの概念」が入っていることは確実です。

 

 

だから自然に遺族の気持ちに寄り添おうとする。

 

日本人というのは、どこまでも相手の気持ちを慮れる、稀有な民なのですね。

 

私たちは、自ら(魂)の意志によって、日本に生まれてきたわけですが、

 

それでも、この土地に生を受けたという、

 

この奇跡のような現象に感謝せずにはいられません。

 

 

 

 

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