中国製割り箸は劇薬漬け?
森林・林業学習館のサイトによると、
国内で流通している日本製の割り箸は、3%程度との事です。
その殆どは中国で生産されています。
外食産業のほとんどの店では、中国製を使っています。
勿論、コンビニも状況は同じです。
単価が日本製に比べて、7分の1程度と格安だからです。
この中国産の割り箸は、防腐剤や防カビ剤の入った水槽に漬けて、
色の濃い芯に近い部分は漂白して、
日本人が割り箸に対して持っているイメージに似せるように加工しているとの事です。
「偽物」は、どこまで行っても偽物に過ぎません。
偽物は、偽物として勝負をすればいい。そう思いませんか?
輸入業者がそうするようにと指導しているのか、
中国国内の製造業者が売り上げをあげる為にそうしているのか?
どちらもでしょうが、
こういう浅知恵が、結果的に全てのモノを壊すという想像力に欠けている。
東京都健康安全センターでは、これら割り箸に含まれる添加化学物質の溶出実験を行い、
日常的な利用にはほとんど影響がないという見解を出しています。
「ほとんど」という言葉が気になりますね。
「全く」ではなく、影響は「あるけれど、ほとんど無いと考える」ということですね。
無いと考えるのは、私たち人間に備わっている「自然治癒力」に期待しているからです。
自然治癒力はどこまでも発揮できる力ではなく、
限界があり、その能力を超えた時に、肉体に「症状」として現れます。
それを訴えても、「因果関係は認められない」と言われることでしょう。
因果関係を証明するのは至難の業です。
証明したとしても、失われた健康は戻ってきません。
上記サイトによると、日本製の割り箸を導入する取り組みが、
デニーズは1997年から、ナチュラルローソンは2004年から、
ミニストップは2006年から始められているとのことです。
ですが、依然国内で使われている割り箸の97%は、
中国を初めとした海外産である事実に変わりはありません。
何を使うかの選択は「あなた」に任されていますが、
正しい情報を知ることなしに、正しい選択はできません。
それが、ここにこの現実を載せている理由です。
よく調べて、よく考えて、選択したいものです。