やわらぎの心 | より善き未来のために
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やわらぎの心

日本の神界は、「絶対服従型」でない処が素晴らしい。

 

例えば神武天皇が東遷する際、

 

天照大御神と高木神という高天原(たかあまはら)最高神の2トップが、

 

御子が下界で苦しんでいるのを見て、建御雷神(たけみかづちのかみ)を召して次の様に伝えます。

 

「葦原中国(あしはらのなかつくに=日本)はひどく騒然としている。

 

伊波礼毘古命(いわれびこのみこと=後の神武天皇)は、いたく病み苦しんでいるようだ。

 

あなたが行って加勢しなさい」

 

これは詔(みことのり)です。

 

一神教の世界では「絶対的命令」になりますから、これに逆らうことは死を意味します。

 

ところが、建御雷神はこの2トップに別の案を提案します。

 

曰く、

 

「私が天降らなくても、かつて彼の国を平定した際に使った霊剣がありますので、

 

その剣を降ろしましょう」

 

この言葉は二神に受け入れられ、

 

この剣の力によって、病に伏していた伊波礼毘古命とその軍勢が息を吹き返し、

 

ヤマトを平定するきっかけとなるのです。

 

 

日本の神界は、「合議制」です。

 

「天岩戸開き」の場面でもお分かりのように、

 

いつも「会議」を開いて、広く意見を求めて、何をどのように行うかを決定します。

 

10月の出雲と諏訪の「神在月」が、その様子をありありと表しています。

 

一神教の世界では、例えばヤハウェのような絶対神が君臨し、一方的に命令し、

 

「私に従わなければ、お前の子々孫々まで呪ってやる」と脅かし、

 

「私は妬む神だ」と自らが言い放ち、絶対的な支配構造を創りだします。

 

こうした神々の在りようは、「国民性」にも色濃く表れています。

 

日本は「和(やわらぎ)をもって貴しとなす」のであり、

 

一神教の世界では、「命令と服従」の概念が生まれます。

 

天皇(すめらみこと)のお役割は、民の為に平安を祈ることであり、

 

王が民を支配する世界とは、全てに於いて次元が違います。

 

日本を選んで本当に良かったと思います。

 

日本人は、異なるモノを排斥せずに上手に取り入れる方法を知っています。

 

これが、神々の時代から継承して日本人に備わっている特質なのだと思います。

 

それが産霊び=結びの力です。

 

その形は、風呂敷の結び目や、ご祝儀袋の水引き、お正月飾りなどに残されています。

 

いずれも「美しさ」がありますよね。

 

日本人の「和(やわらぎ)の心」の根底にあるのは、絶対的な美しさだと思います。

 

その「結びの心」を大切にしたいものです。

 

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