松浦彦操と紙折りの神事 | より善き未来のために
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松浦彦操と紙折りの神事

神道においては、こうした「紐の結び目」や「折り紙」、「切り紙」は一種の神事として用いられている。

(中略) これには、いくつかの流派があるが、その中でも高度な体系化がなされているのが、伊勢の斎宮に伝えられ、松浦家が伝承して来た秘伝であろう。(中略)

こうした紙の折り方、紐の結び方には、秘伝があり、その結ぶ順序、折る順序、形などには全て象徴としての意味があり、神道の奥義を伝えているという。

この松浦流は、代々女性にのみ伝承されてきた。しかし、後継者が見つからず、やむなく男性であった松浦彦操が、これを伝承した。そして、彼はこの秘伝を「みふみかたどり」という本にして、昭和15年に公開したのである。この「みみふかたどり」によると、


紙を折る「折り」という行為は「天降り」を象徴し、天意の降下、天意の律動を意味する。

また紙で包む「包み」は中に何かを宿すもの、「み」を包むものであり、

「み」とは「実」であり、真実であり、実相であり、一切の実相を包む行為である。また「三」も意味し、これは「真善美」の三であり、それを包み込んでいる。すなわち、内部に万有と自分自身の本体を中に宿し、我々が自分の本分とする真実を包み込む行為を象徴するという。

「結び」とは「産霊(むすび)」であって、

高御産霊神(たかむすびのかみ)と神産霊神(かみむすびのかみ)の二柱の神の力を内包する、すなわち陰陽の和合を意味し、そこから新しい活動を誕生させることを意味する。さらに、悪因縁を解き善因縁に結びなおすことも意味する。

こうして「折り」、「包み」、「結び」という紙や紐を、こうした象徴を学びながら実践することによって、宇宙の真理を体得し、神人一体の境地に至ることが目的であるという。

こうした「折り紙」は、強力な霊力を帯びるので、護符としても用いることができる。

すなわち、「折り紙」は神聖なものを包むためのものから、鎮魂、家内安全、夫婦和合、蓄財、金運、恋愛成就、商売繁盛などの効力ももつのである。しかし、同時に、最初からこうした「現世利益」だけを目的に、これを学ぼうとするのは、一種の冒涜行為ともなるので、慎むようにとも警告されている。

すなわち、この体系の本分は、紙を折り包み、紐を結ぶ、と言う象徴寓意を通して、秘儀を伝授し、修行することなのだ。


出典:http://japan.digitaldj-network.com/archives/51767149.html
 
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