自信(自身)を取り戻す | より善き未来のために
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自信(自身)を取り戻す

Tさんよりご質問を頂きました。

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昨年は、気づきの会ではいろいろと貴重な勉強をさせていただきありがとうございます。

知り合いの女性の方ですが来年公務員試験を控えています。

今年の試験では、上がってしまって頭が真っ白になってしまい集中できなくてだ

めだったとのことでした。

今年再チャレンジです。

勉強不足もあったので猛勉強して試験に慣れるようにアドバイスしたのですが、

今月の模擬試験でもまた上がってしまい集中できなかったようで、どうしたらいいか困っています。

今後どのようなアドバイスにしたらいいでしょうか?(T)

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このお穣さんは、「自分に自信が無い」のですね。

そう言う場合は、産土さまとの回路を開くと良いのです。

 

今年、私達スワン21の気づきの会参加メンバーは、自分の魂霊の御祖(ミオヤ)である

産土様にご挨拶にいかせて頂くことで、それぞれ驚くようなご加勢を現実に頂きましたね。

産土さまと産霊(むすぶ)ことで何より素晴らしいことは、自分がオロオロせず済むことです。
地に足がついてしっかりしてくる

 

 Tさんも今年、本当の産土さまとしっかりと繋がることができて、

(それまでご両親に言われて産土さまだと思っていた神さまが、間違いだったことが今回わかったのでしたね)

ご自分の中に芯のようなモノができたように感じるとおっしゃっていましたね。

 

産土さまとの回路を開くということは、魂霊の親を知って、自分の「素性=根っこ」を知ることですから、

自然と地に足がついてきます。そのことでアイデンティティが確立していきます。

その結果、多少のことではたじろがなくなってきますね。

 

Tさんご自身が体験した「確かなモノ」を、このお嬢さんに、Tさんの言葉でお伝えしては如何でしょうか?

「体験した事」は、説得力があります。

 

あとはこのお嬢さんが、「Tさんの言葉を受け止められるひとであるかどうか」、ですが、

それはこのお嬢さんの問題ですから、それ以上は踏み込まないことですね。

 

 私からのアドバイスとしては、

神さまに対しては「真素直」に「真っ直ぐ」に向かうことが大切だということです。

パワースポットだとかご利益を頂きたいという気持ちで行きますと、

どの神社でも神さまとの回路を開くことはできません。

 

ですから、この場合も「ご守護」「ご加勢」を頂きたいと思ってご挨拶に行っても、回路は開かない可能性があります。

ただ真素直に、真っ直ぐに、「御祖」にご挨拶をさせて頂きたいという思いで参拝させて頂けば、

「結果」は自ずとついてくるということです。

 

それからもうひとつ、

先日の久子さんのお話し(七沢久子講話会)に出てきた「爪もみ療法」も教えて差し上げてください。

これは副交感神経を刺激しますので、緊張感を解きほぐすのにとても良いと思います。

こちらは日頃から励行されるといいですね。

ただこちらはあくまでも「対処療法」ですので、まずは産土さまと繋がって、「自分の根っこ」をしっかり張ることが大切だと思います。

 

どちらもTさんは今年学ばれて、経験もしていらっしゃいますので、

その経験をこのお嬢さんにおつたえして差し上げたら宜しいのではないかと思いますが、如何でしょうか。(珠)
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さっそく回答ありがとうございます。
「自分に自信が無い」ということですね。
産土さまとの回路を開くと良いとのこと。
そこで、また障害が出てきます。
彼女の両親は彼女が小学生のころ離婚しました。
今母親といっしょに母の実家に住んでいます。
父親は会いたがっているそうです。
産土神社は父親の出身地の○○県にあると思います。
探しに行くのも少し大変かもしれません。母親が嫌がるのではないかと思います。(T)
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さっそく回答ありがとうございます。
「自分に自信が無い」ということですね。

★その通りです。彼女の中に芯ができていない。

 

芯ができている人の方が少ないですが。


産土さまとの回路を開くと良いとのこと。
そこで、また障害が出てきます。
彼女の両親は彼女が小学生のころ離婚しました。

★これが、彼女に芯ができない大きな理由です。

親の離婚によってどれだけの人が傷を受け、自分自身を確立できないまま生きていることか。

親の離婚はそれぞれの理由がありますから、

一概にNOとは言えません(ジイジは全て学びの為だから、絶対に離婚してはいけないと言っています)が

その時に、子どもにしっかりと説明すれば、子は自分自身を失わずに済むのです。

お腹の中の子であっても、しっかりと説明しなければなりません。

それなのに、ほとんどの親は「まだ小さいから」、「理解できないだろうから」という理由で全く説明をしません。

これが大きな間違いです。

 

そしてその浅はかな考えの為に、子供はある日突然に、「片親を失う」のです。

 

子どもは半分は父親で、半分は母親からできています。

ですから片親を失った子は、いつまでも「自分の半分が無いまま」なのです。

自分がいつも頼りなく思える。自分自身が分からない。何のために生まれてきたのか分からない。

 

自分でもどうして良いのか分からないモヤモヤしたものを抱え込みながら、

ある子は自傷行為に走り、ある子は非行に走り、ある子は自分に自信が持てないまま生きています。

暴力を受けた子だけがこうした生き方をするわけではありません。

ある日突然、「自分の半分を奪われてしまった子」もそうなるのです。

 

何故なら、子は親が離婚した時に、「親に捨てられた」感覚を味わうからです。

その感覚が後々、「自分なんて」という自己否定の意識を生んでしまいます。

 

その後に自分を引き取った親が再婚した場合、再び親に捨てられた感覚を味わうことになります。

そこでもほとんどの親は、子の気持ちを第1に考えず、「子供の為に」と再婚してしまうからです。
 

例え「どう思う?」と親が聞いたとしても、子は親に気を使いながら生きていますので、

自分の気持ちに封印して、親の再婚に賛成するのが常です。

反対して「捨てられたくない」からです。

その精神的なダメージには本人も親も気づきませんが、計り知れないモノがあるのです。

それが後々、様々な弊害となって表に現れてきます。

また、母親(父親)が幸せになるならと賛成しても、

自分の気持ちを封印したままの賛成なら、いつかその子はその弊害で苦しむことになります。

 

先日、自分の孫にその弊害がハッキリと出た例がありました。

お子さんには表向きはその影響は出ていませんでしたが、親が気づかないだけで確実にあるのです。

何故なら彼女もお子さんも「離婚し、再婚している」からです。

親と同じことを繰り返してしまうのは、そこに「修正しなければならない間違いがある」からです。

 

そして今、子どもの子供(相談者の孫)は、ひどく荒れています。

相談者が離婚した時に、自分の娘にしっかりと説明すればよかったのです。

*お父さんとお母さんは離婚するけれど、あなたのお父さんは○○で、私がお母さんだということは終生変わらない。

*お父さんもお母さんも、あなたのことを終生愛し続ける、と何度も何度も繰り返し伝えるべきでした。

*そして親は離婚しても、子どもが両親どちらにも会うことを絶対に妨げてはいけません。

(暴力を振るう場合は例外です)

 

ですからこのお嬢さん(ご相談者の知り合い)のお母さんは、大きく二つの意味で

彼女が自立することから妨げています。

 

自分にとっては「敵」でも、子どもにとっては「唯一無二の父親」なのです。

子どもが親に会うことを妨げる権利などありません。

彼女は、自分の意志で1日も早く父親に会うことですね。

何故母親と別れなければならなかったのか聞いてみると良いのです。

今の彼女なら、父親の気持ちも理解してあげられます。

そして父親として自分についてどう思っているのか、父親の口から聞くことは彼女の心の支えになることでしょう。

 

 

離婚する際に

上記の三つをしっかりと親がやれば、離婚しても子が自分自身を見失うことは有りません。

スワン21でやっているワークでは、過去に遡ってそれをしっかり親が胸に刻みますので、

その瞬間から子供ははっきりと変わります。

「子どもが怖い」と言っていた母親(彼女も離婚しています)は、その日帰宅したら昔の優しい息子に変わっていて

十数年ぶりに親子としてしっかり向き合いながら生活できるようになりましたし、

上に書いた例では、その粗暴さゆえにどうしても受け入れらえなかった孫が、
ワークを受けたその日に、帰宅したら変わっていて、

彼女だけでなく家庭全体が変化し、お互いのことを思いやりながら生活できるようになりました。

 

原因を取り払うことがなにより大事なことです。

親子の場合は、上から下へ。まず親が思いを新たにしなければなりません。

 

ですが、このお嬢さんの母親に今すぐそれを望むのは無理でしょうから、

まずは彼女が産土さまと両家の墓参りに行くことです。

それは自分自身の生きざまのことですから、「母親が嫌がる」とかあれこれ頭で考えずに行動することです。

「私が生まれた時、どこに住んでたの?」と普通に聞いてみたら良いんです。

母親以外からも聞けるでしょうし、調べることも可能です。

 

そうやって彼女が努力していけば、それが母親を癒すことにもなります。

 

かつて離婚したおばあちゃんが「絶対夫の実家の墓参りには行かない」と頑なだったのですが、

孫であるお嬢さんが自分の産土さんへお参りしたり努力を重ねた結果、

そのおばあちゃんがお墓詣りができるまでになりました。

老人ホームには絶対入らないと言っていたのに、自分から探すようにもなりました。

 

自分の事は、自分の為だけではないのです。

是非おやりになることですね。

適当にやるのではなく、しっかりやることです。

それが大事です。

 

今のまま、「しっかりしなさい」と彼女に言っても無駄なことです。

一番しっかりしたいと思っているのは、彼女自身なのです。

それでもできない自分が居るのです。

ですから、「大元」から修正していくのが良いのです。

 

産土さまは全てと繋がっていますから、そこから「絡まった糸」が解けていきます。

彼女も自信を持って生きていくことができるでしょう。

公務員試験に受かることが彼女にとって大事なことではないことが、分かるようになると思います。

そこに至る、様々な自分の生き方の根本的な大切さに気付くようになるはずです。

そうすれば、自ずと自分の魂霊(たまひ)が望む道へ向かってまい進していくはずです。

いきいきと生きていく、それが大切な事です。


 

| 気づきと学び | 15:06 | comments(0) | - | - | - |
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