和語 やわらぎと古事記 | より善き未来のために
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和語 やわらぎと古事記

七沢久子講話会の途中で、久子さんより「和をもって 貴と為す」の

「貴」が「尊」ではないかというご指摘を、参加者のおひとりから頂き、

訂正致します、とのお話しがありましたね。

 

その方より翌日「訂正とお詫び」のメールを頂戴致しました。

お帰りになってから、頂戴した資料を読み直していて、ご自分の間違いに気がついた、ということでした。

Sさん、ありがとうございました。

 

実際に、現在では「和をもって、尊しと為す」とも書きますので、間違いとは言えません。

ですが、久子さんがお話しになった流れでいきますと、「貴」が正しいわけですね。

 

私も会場に居て、それを最訂正できなかった事を、大変申し訳なく思います。

Sさんの疑問に対して、誰ひとりきちんとした答えを出せなかったことは、私たち参加者全員の問題だと思います。

自分の在りようを最認識できた意味で、Sさんに心からの感謝を申し上げたいと思います。

問題提起を頂き、ありがとうございました。

 

 

ところで、和語では「和」は「わ」と読まずに「やわらぎ」と読みます。

 

『日本書紀』第二十二巻 豊御食炊屋姫天皇 推古天皇十二年

夏四月丙寅朔戊辰、皇太子親肇作憲法十七條。

 

皆さんよくご存じの、聖徳太子による十七条憲法

その冒頭に「一日、以和為貴」とあります。

 

「一に曰く やわらぎを以て 貴と為す」

やはりここは「わ」ではなく「やわらぎ」というのがぴったり来ますね。

それにしても和語は美しいですね。

 

毎月行っている古事記素読勉強会でも、和語の美しさにいつも感嘆しています。

イザナミの尿から神が成る(産まれる)シーンがあります。

「にょう」というと何とも興ざめしてしまいますが、

これを「ゆまり」と読むことを知り、感嘆致しました。

一気に目の前の世界が広がりました。

「ゆまり」なら、なんとも美しく、キラキラと輝く様子が観てとれます。

 

イザナミは、我が子カグツチ(火の神)を産むことによって、苦しみながら亡くなるのですが、

この「ゆまり」というひとつの言葉によって、

その行為全てが美しく、そして神々しく感じられるシーンへと転換されます。

そこから貴き神々が産まれるのは、至極自然な形だと思いました。

 

古事記素読勉強会は、先生をお招きしないで

皆でああだこうだと、にぎやかにやっている会です。

皆さまもどうぞご参加ください。 

 

先にある豊御食炊屋姫天皇は日本初の女性天皇・推古天皇の和風諡号で

とよみけかしきやひめのみこと、と読みます。

和の御名は、やわらぎだけあって、こちらもやわらかく美しいですね。

 

この国を選んで生まれてきて、本当に嬉しく思う瞬間です。

| 気づきと学び | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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