魂と魂霊の階層
<魂>には二つの意味があり、私たちが今使っている意味では古来より、
<たましい>ではなく、<たま>と言ったそうです。
「たましい」の<しい>は、その働きが阻害された状態を表わすのだそうです。
目が見えない人のことを<目しい>と、言ったように。
名詞+癈(シイ)。
魂しい(たまが阻害されて働かなくなった状態)
魂を<たましい>と言う時(名詞の場合)は、Spiritの意味ではなく、
心の働き。精神。知恵。思慮分別を表わしました。
平安時代の和歌にも
「かようのたましひのある事は、すぐれたる御房そかし」
【意味】このように思慮分別があるということは、優れた僧だ。
「たましひは朝夕べにたまふれどあが胸痛し恋のしげきに」
この場合は
あなたの真心は朝に夕べに頂きますが、私の胸は痛みます。恋ごころが絶え間ないので
という意味です。
又は天分、才能を表わし
「筆とる道と、碁打つ事とぞ、あやしうたましひの程見ゆるを」
【意味】筆を執る書道と碁を打つことには、不思議なことに才能があるように見える。
現在のように、魂を<たましい>と言うようになったのは比較的新しいようです。
魂を<たましい>ではなく、<たま>と言う事は、
ワークを受けた方にお知らせしていたのですが、
魂(たま)よりも魂霊(たまひ)と言う方が、深いクリーニングができることが分かりました。
クロスチェッカー(クロスチェックをする人)はTさんです。
ですので、これから気づきの会では宣言文の言い方を
<「心と魂霊(たまひ)の扉を開いたので、全ての存在物と対話ができるようになりました。」私はこの状態を選択します!
と言うようにしたいと思います。
「段々の理(り)」というのがありますので、違和感がある方は以前の通りでも結構です。
<完全に>を入れるかどうかは、個人差があります。
扉を開くイメージが明確でない方は、<完全に>を入れた方が良いと思います。
1日100回、クリーニングの前に行うのが理想です。
より深いクリーニングができることは、皆さんが体感されている通りです♪(T)