自由の眞の意味
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだとおもえるようになる
ドロシー・ロー・ノルト著(米国の教育学者)
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傷ついた幼少期のあなたは、今もあなたの中で泣いている。
傷ついた自己内自己=インナーセルフは、
あなたが癒すまで、ずっとあなたの心の奥底に隠れて、膝を抱えて泣いている。
「けなされて育っと、どうしてその子どもは他者をけなすようになる」のか?
「とげとげした家庭で育つと、何故その子どもは、乱暴になる」のか?
心の痛みに、耐えられないから。
人間は、自分が学んだ(=経験した)方法しか使えない。
その心の痛みを誰かに伝えたくても、それを伝える言葉を持っていない。
新たな方法を学ぶまでは、親が自分に "教えてくれた" 、同じ方法しか使えないから。
学校でのいじめも、大人の社会における虐めもパワハラも、
彼らの中で泣いているインナーセルフが、自分の気持ちを分かってほしくてやっている。
彼らは、心の痛みを他者に伝える言葉を学ぶ機会を逸してしまった。
同級生や下級生をいじめる子も、パワハラをする大人たちも、皆同じ。
今この瞬間にも、彼らの心の奥底で、泣いている幼子たちがいる。
「被害者」のままで居てはならない。
学ぼうと思えば、いつからだって学ぶことができる。
成長しようと思えば、いつからだって成長することができる。
だから諦めてはいけない。
捨て鉢になってはいけない。
そのまま諦めるのか、その体験を学びに生かすのか、
それは、あなた自身の選択によって成される。
全てが自分次第、なのだ。
それが、「自由」の眞の意味。